Q1.研究者にとって成果物を登録することにどのようなメリットがありますか?
A. 次のようなメリットが得られます。
1.世界中の誰からも無料で閲覧でき、Googleなどの検索エンジン等にもヒットしやすくなるため、自分の研究成果がより多くの人に読まれる(雑誌購読者以外にも読者層が広がる)ことが期待できます。
2.世界中のより多くの研究者の目に触れることで、より多く引用され、それが研究者評価にもつながります。
3.自分が大学でどのような研究を行い、どのような成果を産んだのか、社会にアピールし、説明する責任を果たすことができます。
4.掲載された研究成果物は、会津大学が責任を持って、永続的に保存いたします。
Q2.登録は強制的なものなのでしょうか?
A. 強制ではありません。ご協力をお願いしております。
Q3.リポジトリに論文を提供するということは著作権を譲渡することになるのですか?
A. 著作権は著者または出版社等が保持します。インターネットに公開するためにのみ許諾をいただくので、具体的には著作権のうち複製権・公衆送信権について附属図書館に許諾を与えていただくこととなります。
Q5.どのような種類の成果物を登録できますか?
A. 次の条件に当てはまるものが登録できます。
1.次に掲げる事項のいずれかに属するもの。
a.学術雑誌掲載論文
b.学位論文(博士論文)
c.大学で発行している年報、テクニカル・レポート等に掲載している論文・記事
d.学会・学術的会議等での発表論文
e.研究成果報告書
f.技術文書
g.授業等で使用した教材(掲示・配布資料、動画等含む]
h.その他、趣旨に合致するもの
2.本学において、登録者が単独又は共同で作成した学術的研究・教育成果物であること。
3.法令上、社会通念上及び情報セキュリティ上の問題が生じないものであること。
4.情報通信ネットワークを通じて配信できること。
5.著作権における複写権及び公衆交信権の委譲手続きを経たもの。
Q5.よその大学(機関)に在籍していたときの成果物も登録できますか?
A. 著者本人の希望があれば登録できます
Q6.共著者の許諾が必要ですか?
A. 必ず必要です。複数いるときには全員の許諾が必要です。
Q7.共著者の許諾は誰がとるのですか?
A. 著者である先生にお願いいたします。図書館では登録依頼のあったものは、すべて共著者の許諾をいただいたものと判断いたします。
Q8.どのバージョンの原稿を登録できますか?
A.該当論文の出版社によってバージョンが異なります。(プレプリント版、著者最終稿、出版社版など)
Q9.プレプリント版、著者最終稿、出版社版の違いは何ですか?
A.「プレプリント版」とは図書や学術雑誌が刊行される以前に配布される抜刷(査読前で、掲載許諾を受けていない原稿)のことです。「著者最終稿」とは、。著者が雑誌に投稿した最終原稿ファイルのことで、「出版社版」はこの著者最終稿が雑誌への掲載が決定した後、段組の整形や、ヘッダーやフッターの編集、出版社のロゴが追加するなどの編集が出版社によって加えられ、電子ジャーナルや冊子体などで発表されたものをいいます。
Q10.論文中の図版、写真などの権利処理はどうしたらいいですか?
A 公表された著作物は「公正な慣行に合致するものであり、かつ、報道、批評、研究、その他の引用の目的上正当な範囲内で行なわれる」引用である限り、著作権が制限されますので、著作権処理は不要です。ただし、引用する際に冊子への掲載のみを許諾されたなど、著作権者より特別な制限が設けられてる場合には著作権者の許諾が必要となりますので、そうした場合には登録依頼の前に、先生より著作権者への確認をよろしくお願いいたします。もしそれで、許諾が得られなかった場合は、該当する部分を白く塗りつぶすなどして、公開しないようにすることが必要となります。
Q11.登録したいのですが、具体的にどのようにすればいいのですか?
A. 登録の仕方のページをご覧ください
Q12.リポジトリに登録した後で論文を訂正することはできますか?
A.対応しますので、図書館にご連絡ください。
Q13.大学に異動したり、退職したときには登録した論文は削除されるのですか?
A. 著者より希望がない限り削除しません。本学の大切な教育研究成果として永久的に保存・公開します。