@article{oai:jc.u-aizu.repo.nii.ac.jp:00000547, author = {木村, 淳也}, issue = {72}, journal = {会津大学短期大学部研究紀要(CD-ROM版), Bulletin of Junior College Division, the University of Aizu}, month = {Feb}, note = {本稿は、2014 年7 月から9 月までの3 カ月間、各月2 回の計6 回にわたって、会津若松市社会福祉協議会の職員を対象に実施したスーパービジョンの記録である。実践の形態は、社会福祉協議会に所属する主に介護部門の職員を対象にしたグループ・スーパービジョンである。開催曜日は月曜日、参加者の勤務終了後、17 時30 分からおおよそ60 分程度であった。参加者の多くが主婦業を併せ持つ女性であったことを考慮したスーパービジョン担当者からの依頼により、実施時間は60 分と制限の多い中で実施された。本グループ・スーパービジョンでは、対話がありながらも適度な緊張感を維持したグループの形成を狙いとしていたが、グループ・スーパービジョンの経験がない者が多く、不安と負担による緊張が想像を超えた状況が継続したままであった。しかし、参加者にとって本グループ・スーパービジョンは「苦しい」環境であったものの、同じ職場で働く仲間の新しい一面、職務に対する思い、援助観などを窺い知れたことの意味は大きい。同じ職場の他者がどのように感じ考えながら援助対象と向き合っているのかを本人の言葉で伝えあい、共有できたことは職場内における信頼関係を醸成する契機になったと考えられる。また、スーパーバイザーの役割としては参加者が適度な緊張感を維持しつつ、安心して対話のできる環境をいかに整えることができるかどうかが重要である。そうすることでスーパーバイザーの「助言」や「指導」が生きるからである。そのためにも、参加者の参加動機や参加経験等を理解することやスーパービジョンそのものへの理解を十分に促進しておくことが実施に際してきわめて重要である。, 論文}, pages = {95--106}, title = {グループ・スーパービジョンにおけるスーパーバイザーの役割と課題 : 社会福祉協議会における職場内研修の実践から}, year = {2015}, yomi = {キムラ, ジュンヤ} }