@article{oai:jc.u-aizu.repo.nii.ac.jp:00000525, author = {時野谷, 茂}, issue = {69}, journal = {会津大学短期大学部研究紀要(CD-ROM版), Bulletin of Junior College Division, the University of Aizu}, month = {Mar}, note = {本稿はロンドンに一般にあり都市景観の主要な要素となっているTERRACED HOUSE について町並み構成パターンを中心に調査した結果について記すものである。今回は前回地区から離れHammer Smith 地区(図-01)を対象とした。結果として48 街路(家並としては103)2331 住戸についてのデーターを収集し分析を行なった。これまでの地区との比較でこの地区の特徴を述べると家並構成単位についてはa,ab,b がほとんどを占め、今回新たに設けたg,gb が数パーセント見られる他、他の分類に属するものが見られなかった点である。また、デタッチド(独立住宅:分類としてはg に該当)が始めて家並として記録できたことや今回新たにセミデタッチド用として(a)や(b)といった分類を設けなければならないほどセミデタッチド(2住戸の棟割長屋形式住宅)系が多く見られたのもこの地区の特徴である。ひとつの家並に見られる建物の表面デザインの種類については1種類(19%)、2 種類(18%)、3 種類(20%)、4 種類(15%)、5 種類(7%)、6 種類(5%)、7 種類(5%)、8 種類(3%)そして10 種類(4%)、11 種類(6%)とこれまでで最高の広がりが見られた。全体構成についてはFluham 地区では(ア)単一のパターンを連続させるもの(71%)、(ウ)家並を数区に分けそれぞれに別のパターンを並べるもの(通りによる分節無し)(21%)とこの2 タイプで9 割を占めKensalGreen 地区では(ア)(47%)、(ウ)(10%)と6 割弱、Kilburn High Road 地区は(ア)(32%)、(ウ)(43%)と7割強、North Kensington 地区は(ア)(66%)、(ウ)(25%)と2 つで9 割強となりFluham 地区に似た傾向を示している。(ア)(33%)、(ウ)(16%)と2 つで5 割弱となり、変わって(イ)(45%)が多くなっているのは他の地区に見られない大きな特徴である。道路の両側の関係では各地区を代表するものはFluham 地区では構成単位も異なり、関係性が薄い(4)や(4')が50%、Kensal Green 地区では同じ構成単位であるが並べ方には関係性が薄い(3)や(3')が48%、Kilburn High Road 地区ではある程度以上シンメトリーを感じる (0)や(0')が45%、North Kensington 地区は(4)や(4')が56%を占め(0)や(0')は4%であったが、今回も関係性が薄い(4)や(4')が70%とほとんどを占めた中、シンメトリーを感じる (0)や(0')が11%、類似性の強い(1)や(1')も11%あった。, 論文}, pages = {51--79}, title = {ロンドンの中・小規模TERRACED HOUSE研究ノート(5)}, year = {2012}, yomi = {トキノヤ, シゲル} }